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SIerから社内SEへの転職実践記②

こんにちは。すーじーです。

前回に引き続き、SIerから社内SEの転職についてです。

目次

社内SEとSIerの職務

スキルの違いを理解して転職を成功させる

社内SEとSIerの職務・スキルの違いを理解し、転職を成功させるためには以下のポイントに注意しましょう。

– 社内SEは企業の業務効率化やシステム改善が主な目的であり、SIerはさまざまな企業向けにシステムを開発・導入することが目的となります。

– 社内SEは自社の業務システムに精通しているため、業務知識や部門間の調整能力が求められます。SIerは幅広い業界に対応するため、柔軟な対応力やクライアントとの交渉力が重要です。

– 社内SEは自社のシステムに携わり、継続的に運用・保守することが主な業務であり、SIerはプロジェクト単位でシステムを開発・導入することが主な業務です。

それぞれの職種が抱える課題

社内SEは、自社システムの企画や開発、運用、保守等を担当するため、業務に関する幅広い知識と技術が求められます。その一方で、社内SEが抱える課題としては、キャリアパスの限定や、周囲の人たちにやっていることが見えにくい、などが挙げられます。

SIerはシステムインテグレーターと呼ばれる企業で、システム開発やITサービスの提供を行います。大手SIer企業はプロジェクトが多く、多様な経験を積むことができます。SIerには、以下のメリットがあります。

– 異業種や異なる規模のプロジェクトに携わることで、スキルアップが期待できる。

– 残業は社内SEに比べて多いと思いますが、年収の向上のチャンスが広がります。

– キャリアパスの選択肢が増えるため、自分の得意分野や興味を追求できる。

ただし、SIerは、多様なプロジェクトに対応できる柔軟性や幅広いスキルが求められることも念頭に置いておく必要があります。

求められるスキルの違い

SIerと社内SEには、求められるスキルに一定の差異があります。SIerは顧客のニーズに応じた柔軟な対応や、多様な業界や案件に対応できる知識やスキルが不可欠です。具体的なスキルとしては以下があります。

– 企画から完成までの幅広い開発工程に対応できるスキル

– プログラミング言語や開発ツールの幅広い知識

– プロジェクト管理や要件定義などの上流工程におけるスキル

– クライアントとのコミュニケーション能力

– 時間やリソースを効率よく活用できる能力

社内SEは自社のシステムに特化したスキルが求められます。たとえば、社内の業務プロセスやユーザーのニーズに精通し、それに適したシステムの開発や運用ができることが重要です。また、社内の関係者と円滑なコミュニケーションを図る能力も重要なスキルとなります。

SIerと社内SEの職場での役割と責任範囲

SIerと社内SEの役割と責任範囲についても、それぞれ異なります。SIerは、顧客企業のシステム開発や運用、保守を行い、外部のニーズに対応する立場です。そのため、プロジェクトの規模や期間、業務範囲が幅広く、他部門や外部パートナーとの連携が多くなります。また、顧客企業とのコミュニケーションや調整業務が重要な役割となります。

一方、社内SEは企業内のシステムに特化した役割を担っており、自社の業務プロセスやユーザーのニーズに対応するシステムの開発や運用、保守を行います。また、社内向けのITサポートや教育、ユーザーからの問い合わせ対応なども担当します。これらの業務範囲は、企業の規模や部門の役割によって異なりますが、自社のシステムに専門的な知識やスキルが求められるのが特徴です。

転職エージェントを活用して理想的なポジションを見つける

転職エージェントを活用することで、理想のポジションを見つける方法がいくつかあります。まず、自分のスキルや経験を整理し、それをエージェントに伝えることが重要です。次に、エージェントが持っている求人情報から、自分に合った企業を厳選してリストアップし、それをもとに応募先を絞り込んでいきます。

また、エージェントは業界の最新情報や求人市場の動向を把握しているので、自分が目指すキャリアや希望する企業とのマッチングをサポートしてくれます。さらに、選考過程のサポートも充実しています。面接対策や履歴書・職務経歴書の添削、そして内定後の年収交渉も手がけます。

転職エージェントを上手に活用するためには、自分自身の情報を正確に伝えることが大切です。

エージェントは、こちらのスキルやキャリア志向に合った案件を提案してくれるので、うまく活用しましょう。

続きはまた、次回書かせて頂きますね。

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