午前Ⅱ試験の過去問を何週もやってください
いきなり、結論ですが、この時期に行う勉強法としては、これに尽きます。
※午前Ⅰが免除でない方は、応用情報処理技術者の過去問を何週もしてください。
午後試験は付け焼き刃ではどうにもならない部分があるので、午前試験は丸暗記でもいいので覚えてください。
丸暗記と言うと賛否両論あるでしょうが、実務をしていて全く使うことがない問題もたくさんあるのは事実です。それでも、試験突破が目的ならこの問題が出たらこの選択肢、と言えるぐらい覚えることも必要だと思います。
とりわけ、システムアーキテクトは2年前の過去問からの出題が最も多いので、まずは令和4年の過去問は完璧に覚えてください。その次に多いのが、3年前(今年は令和3年)の過去問になります。
ただ、システムアーキテクトの場合、厄介なことがあります。
それは、自区分(つまりシステムアーキテクト)の過去問からの出題が他の高度試験に比べて少ないんです。
システムアーキテクトの過去問を完璧に暗記しても2〜3割ぐらいの得点にしかならないです。
そのため、あまり過去に遡ってシステムアーキテクトの過去問をする必要はないと思います。過去5年分ぐらいやれば十分ではないでしょうか。
でもその代わり、応用情報技術者と、情報処理安全確保支援士の過去問にも目を通しておいた方がいいかと思います。
他区分の試験まで手が回らない!!
とほとんどの方はおっしゃるでしょう。
そんな方のためにも、ITECの午前対策用宿題メールなどを申し込むのがおすすめです。
他区分からの試験問題も満遍なく混ざってますし、過去に出題された問題から毎日(平日ですが)メールが届きます。闇雲に他区分試験の過去問を解くよりはよっぽど効率がいいです。
ちなみに、他区分からの出題も、2年前からの過去問が多いです。
まとめると、
- 自区分の過去問そのままで3割
- 過去問を少し変えたパターンで3割
- 応用情報技術者・多区分の高度情報処理技術者の過去問で2割
ぐらいでしょうか。全部完璧であれば8割になりますが、まあそんなことはいかないので、数問落として6割といったところでしょうか。
試験は満点で通る必要はないですからね。合格点を取れればいいんです。
最後に、余談になりますが、
何のことかと思われるでしょうが、来週日曜日が情報処理技術者の本試験ですよね。春期試験は4月の第三日曜日となっております。
今年は、第三日曜日が21日、つまり、第三週目の最後の日です。一番早い第三日曜日は15日になるので、それと比べると6日も遅いです。
6日もあれば、だいぶ追い込めますよ!!
では、試験まであと一週間、体調を崩さないように試験に臨みましょう。